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館蔵品展
2019年 6月22日(土)〜 2019年 7月21日(日)  

「木の彫刻と木版画  
〜新収蔵作品を中心に〜

        
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料:一般320円
4月27日(土)〜6月16日(日)


休館日:毎週月曜日(ただし、4/29と5/6は開館し、5/7を休館いたします)
入館料:一般(高校生以上)540円、中学生以下無料

     ※本展会期中、当館所蔵作品はご覧いただけません


没後170年を数える江戸時代の画家・葛飾北斎(1760年-1849年)は、90歳で没するまで、自らを画狂人と称するほど生涯描くことに情熱を燃やし続けました。
宝暦十年(1760年)江戸本所に生まれ、19歳のとき勝川春章の門人となり、浮世絵師としての道を歩み始めます。その後、美人画摺物、読本挿絵、絵本、風景画、洋風画など全ての分野で新境地を開きました。
「北斎漫画」は、50歳代半ばの文化十一年(1814年)名古屋の永楽屋東四郎により初編のみの予定で刷られました。しかし人気の高さから、次々に版元を変えながらも、北斎没後の明治十一年(1878年)まで約60年にわたり発行され全15篇で完結しました。70歳代の名作「冨嶽三十六景」と並ぶ北斎の代表作であり、「ホクサイ・スケッチ」と呼ばれヨーロッパの芸術家たちに大きな影響を与えたことでも知られています。“漫画”とありますが、現代のコミックマンガとは異なり、絵手本に近いもので、市井の人物の姿態、顔の変相、動植物、風俗習慣、旅の風景、妖怪、伝説など、森羅万象に取材し、気の向くままに描いた3,900余図のスケッチが収録されています。しかしながら、内容は単なる絵手本ではなく、洒落や滑稽、ユーモアなど彼の尽きることのない人間社会へのまなざし、そして自然の神秘への探究心が盛り込まれ視覚化された、まさに画狂人北斎の芸術の骨格をなすものです。
本展は京都・芸艸堂の版木蔵に遺された版木を使って、現代の刷師たちが新たに刷り直した作品とともに、長年受け継がれた貴重な版木も展示いたします。多くの人々に影響を与え、今なお輝き続ける北斎の芸術世界をどうぞお楽しみください。






期間中の行事

講演会&コンサート「北斎と音楽のジャポニスム」
5月12日(日)午後2時〜3時30分
講師・出演:釘宮貴子氏(徳島文理大学音楽学部非常勤講師・ピアニスト)
ゲスト出演:上野美貴氏(ソプラノ歌手)

北斎をはじめ浮世絵がヨーロッパ絵画に大きな影響を与えたことはよく知られていますが、音楽界においては日本文化がヨーロッパ音楽に影響を与えたことはあまり知られていません。本講演ではヨーロッパ音楽におけるジャポニスムの研究をしている釘宮貴子氏をむかえ、講演と関連曲の演奏をしていただきます。
  主な演奏曲(予定)  ラヴェル作曲「海原の小舟」
                プッチーニ作曲 『蝶々夫人』より「ある晴れた日に」  ほか

伝承版木による再摺実演  
5月26日(日)午後1時〜2時30分
講師:市村一房堂 古川元偉氏(浮世絵木版画彫摺技術保存協会会員)

浮世絵版画や現代作家の版画など様々な木版画の摺りを行い、国内外でのワークショップや実演を多数行っている市村一房堂 古川元偉氏をむかえ、北斎「神奈川沖波裏」の摺りの実演を行います。またその後、参加者による小作品の摺りの 体験(30名様限定・先着順)を行います。

当館学芸員による展示解説 6月9日(日)午後2時〜3時 
春の企画展

北斎漫画展 −江戸伝承版木を摺る−
美術館では30年度作品収集として、彫刻家・流政之の作品をはじめ、絵本作家の梅田俊作、木版画家の徳力富吉郎の作品を寄贈いただき収蔵いたしました。本展では新収蔵の作品を中心に即収蔵の木彫・木版画を展示します。