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丸山晩霞(まるやま ばんか)は日本の水彩画の発展に大きな功績を残した画家の一人です。
信濃国祢津村(現・長野県東御市)に生まれ、1888年21歳で上京、浅井忠らも学んだ彰技堂に入門し洋画に本格的に取り組みます。翌年には明治美術会会員となり、1890年には内国勧業博覧会で入選するなど早くから頭角を現しました。1895年、群馬沼田で写生をしている吉田博と出会い、写実的な水彩画に深い感銘を受け水彩画家としての道を歩み始めます。1899年には徳島出身の水彩画家・三宅克己との交友が始まります。1900年、明治美術会に55点の水彩画を出品し、大下藤次郎とともに注目を浴びた晩霞は、三宅の勧めもあり同年渡米。同行した鹿子木孟郎らとアメリカ各地で「日本人水彩画家6人展」を開催し大成功を収め、海外でも高い評価を受けることとなります。その後、鹿子木らとともにヨーロッパを巡遊し1901年に帰国、1902年には太平洋画会の設立に参加します。1907年には大下藤次郎らと日本水彩画会研究所を設立、1913年日本水彩画会創立に参加するなど水彩画の発展に尽力しました。大正時代にはいり水彩画は庶民の間に急速に広まり、日本各地を講習会や指導で訪れます。1936年には日本山岳画協会創立に参加。その後も太平洋画会、日本水彩画会、日本山岳画協会には晩年まで出品を続けました。
本展は、丸山晩霞の生誕150年を機に、初期から晩年にいたる作品約70点でその水彩画人生と画業をたどります。日本の原風景ともいえる山村風景をはじめ、可憐な花や山々の風景、ヨーロッパ各地に取材した風景画の数々。明治の〈みずゑ〉と呼ばれた繊細でみずみずしい日本の初期の美しい水彩画の魅力をどうぞご覧ください。

【会  期】 平成30年4月21日(土)〜6月10日(日) 
【主  催】 相生森林美術館
【協  力】 丸山晩霞記念館
【開館時間】 午前9時30分〜午後4時30分
【休 館 日】 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
【入 館 料】 一般(高校生以上)540円、中学生以下無料

□ 記念講演会 
 6月3日(日)午後2時〜3時30分(要入館料) 
  講師:佐藤聡史氏(丸山晩霞記念館学芸員)

□ミュージアムコンサート「ヴァイオリン&ピアノ ジャズコンサート」
  6月10日(日)午後2時開演(要入館料) 
  出演:猪子 恵(ヴァイオリン)、納谷嘉彦(ピアノ)
平成30年度 相生森林美術館春の企画展

丸山晩霞展
生誕150年  〜日本の水彩画をつくったひと〜
丸山晩霞「白馬神苑」1907年頃 水彩
休館日:毎週月曜日(祝日の場合翌日)
開館時間:午前9時30分〜午後4時30分
入館料:一般 320円
      中学生以下 無料
20人以上の団体は2割引/障がい手帳をお持ちの方は半額
2018年 6月16日(土)〜7月8日(日)
 

館蔵品展
当館所蔵の木彫、木版画作品を紹介します。


「木の彫刻と木版画」