日本の木版画

−歌麿・広重から現代−

江戸時代に浮世絵版画として開花した日本の木版画は、明治期に入っても「開花絵」や「新聞錦絵」などと呼ばれる浮世絵の流れくんだ作品が制作されました。しかし明治中期になると西洋からの印刷技術の流入などを理由に浮世絵の伝統は次第に衰退していきす。
 このようななか、明治末期には「版」による絵づくりを目指した創作版画運動などが興り、版画は芸術表現の一分野としての地位を確立していくことになります。そして戦後には日本人作家の国際展での活躍など活況を呈し、現在では数多くの作家による多様な表現を見ることができます。
 本展覧会では、歌麿や広重など、江戸時代の浮世絵版画から明治・大正・昭和へと連なる日本の木版画の流れを、当美術館の所蔵作品の中心にした80点の作品で紹介します。

会期 平成18年9月9日(土)〜10月22日(日)

主催 相生森林美術館

会場 相生森林美術館 展示室2、3

主な展示作品  喜多川歌麿 「松葉屋内粧ひ」
           歌川広重 「東海道五拾三次之内 藤枝
           石井柏亭 「東京十二景 新ばし」
           竹久夢二 「春の眼」
           川瀬巴水 「宮島乃月夜」
           斉藤 清 「RYOAN-JI KYOTO (B)」
           吹田文明 「星と蝶型の木」
           平木美鶴 「an empty cup with gold fish(99-4)」
                        ほか合計 80点


休館日 毎週月曜日(祝日の場合翌日)

開館時間 午前9時30分〜午後4時30分

入館料 一般300円、小中学生200円(小中学生は土、日、祝日無料)